中国のインターネット規制のさなか、ネット上の発言に対する抑圧が続くなか、新たに法輪功のメンバー5人が投獄されたという事実があります。ウェブ掲示板に、獄中の同志が当局に虐待されていると非難する内容の書き込みを行なったというのです。中国国営の新華社通信が短く報じたところによると、重慶西部のある裁判所が、カルト団体のメンバーを虐待したという虚偽の話を広めたことで、政府のイメージを失墜させたとして、男性3人、女性2人に対し、5年から14年の刑を言い渡したようです。
この中国のインターネット規制における問題について、パリに本拠を置き、世界における言論の自由の侵害を監視する国境なき記者団は、非合法とされているこの宗教活動に関する記事をインターネットに掲載したとして投獄されている法輪功メンバー22人を釈放するよう求めているようです。この宗教活動のメンバーの弾圧は、不当なものだと、国境なき記者団でインターネットにおける発言をしています。
対して、調査しているジュリアン・ペイン氏は法輪功のメンバーが刑務所で意図的に拷問を受けていることは、人権団体のあいだではすでによく知られていることであり、今回の5人は、そうしたまったく周知の内容をオンラインで投稿したかどで有罪判決を下されたとしています。ちなみに法輪功と運動と瞑想を組み合わせた精神的修養を行なうとうたっている団体でありますが、江沢民前国家主席がこの集団を邪悪なカルトと呼んでいるのです。
法輪功を支援する活動家たちによると、非合法化されて以来、警察に身柄を拘束されて死亡した法輪功メンバーの数は800人以上に及ぶといいます。中国のインターネット規制で、規定が禁止する情報は、中国の名誉を傷つけるものや、台湾との再統一の努力を損なうものから、カルト宗教や前時代の迷信を唱えるものに至るまで広範にわたっています。カルト云々という文言は、法輪功であり、またはその他の宗教団体のメンバーを告発する場合にしばしば引合いに出されています。